1月23日に書いた日記

スパイラル〜推理の絆〜 第15巻(最終巻)
今読み終わったばかりなんですけどね、なんかもう、すげー狂おしいほどに憎らしくていとおしい感情で胸がぐちゃぐちゃですよ。
『スパイラル』はアニメ化はされたものの、あまり注目されることのなかった作品だと思うんですが、僕はとても良い作品だったと思います。
“結崎ひよの”という、僕の中で、数あるアニメキャラクターの中でも最も萌えるキャラの一人である彼女を、鳴海歩がモノにできなかった…というと語弊があるかな。
平たく言っちゃうと、読者である僕が彼女に対する欲望を満たすことができなかったところが、苦しくもあるけれど素晴らしい点ですね。
物語は非現実でもって現実を描くからこそ価値が生まれ、芸術と呼べるのだと思います。
これで結崎ひよのと鳴海歩が結ばれていたら、それこそ読者にとって都合の良いだけのストーリー、単なる甘い夢になってしまう。
このお話のように、現実は孤独だしとても辛いものだと描くことによって、きっと読者に良い悪いにかかわらず何か影響を与えるのだと思います。


最後に、自分宛てにメッセージ。
ひよのと歩は深いところでしっかりと繋がってる。
心が通じてる。
だから大丈夫。
僕は幸せ。
…でも!この湧き上がる肉欲をどうしたらいいですか!?
あ、同人?
絵を練習しようかなぁ…。