水月 −迷心−

水月 −迷心−』をプレイ。
やばい、かなり面白い。
もともとPC版をやったことがあったから、コンシューマー版は声優の演技を楽しむためにゲームを始めたんだけど、やっぱ『水月』はおもしろいわぁ〜。
パラレルな世界をまたぐ不確かな浮遊感と、民話や伝承を絡めた和テイストな神秘感。
ヨーロッパのドラキュラや教会なんかも神秘的だけど、やっぱり神社や山信仰のほうがとてもリアリティのある神秘が感じられます。
日本人なら誰でも、神社に漂う独特な雰囲気を感じたことがあると思うし、山に入ったことがある人間なら、山の中にマヨイガがあると言われても、もしかしたらそうかもしれないって思えるのではないでしょうか。
そういう、日本人独特の文化を絡めるところが、現実味があって、また斬新でよかったですね。


PC版を入れて今回が二回目のプレイなわけです。
正直、前回は世界が良くわかんないうちに、理解できないうちに終わってしまった感じで、ずーっとずーっと気になって、小説なんかも読んでみたりしたわけですがイマイチつかめず。
が、今回のプレイでその謎もすーっと解けましたね。
やっぱり雪さんはモラトリアムの象徴ですよ。
でも大好きw
普段アニメとか見ててもそんなにキャラクターに入れ込むような方じゃないんですが、雪さんとまほろさんは別格ですねw
何ででしょうか、別にメイド好きってわけでもないんですけどねw
ただいまって帰ると家に居てくれて、家族みたいな人で、ホッとして安らげるような人で、その人が居るだけで空気が明るくなるような人。
これじゃあまるで、いわゆる“お母さん”って感じですよね。
あ、言っときますけど僕のお母さんは健在ですから。


こんな人が現実にいないかなぁ。
いないけどw