『Scarlett』

Scarlett
惜しまれつつも終了することが決定した、ねこねこソフト最後の作品です。


まだ第1話までしかプレイを終えてませんが、どうやらこれは、この手のゲームではめずらしく、マルチエンディングシナリオではないようで、ゴールは一つだけのようです。
そういった意味で、ゲーム性というものが削られて、純粋にストーリーを楽しむ、普通の小説を読んでいるのと変わらない感じがします。
いわゆるこれが、“サウンドノベル“というやつですね。


一応、軽く説明しておけば、サウンドノベルとは、小説の挿絵が軽く動いたり、BGMや効果音が鳴ったりする、といった感じです。
最近では任天堂DSで『DS電撃文庫』なるものも登場していますし、この流れがますます活発になってくれれば、僕としてもうれしいところです。


そしてプレイしていて思ったのが、前作『サナララ』をプレイしているときの感じによく似ています。
今にして思えばですが、『サナララ』が、まだプレイのしやすさなどの点において“枯れて”いないサウンドノベルという分野への、開拓の始まりだったのかもしれませんね。
あと、全体的な雰囲気が、いつもおまけに出てくる名探偵さんに似てて、なんだかニヤニヤですw


やっぱり僕は、プレイヤーを楽しませようとたくさん小ネタを仕込む、そんなねこねこソフトが大好きです。