アニメ『大魔法峠』

内向的なオタクと一緒にされたくないので、本当はあまり悪口は言いたくは無いんですが、
今回はちょっと見て見ぬ振りはできません。
このアニメは教育上よろしくない。


撲殺天使ドクロちゃん』もそうだったのですが、
作り手が、明らかに中学生をターゲットにして作っているのに、こういった暴力的な内容をメインにしたものを作ってはいけないと思います。
しかも、子供に抵抗無く伝えられる媒体“アニメーション”でもってやってしまうのも問題です。
中学生は精神的に最も不安定な時期であることは言うまでもなく、
たしかに、こういった時期は過激なブラックユーモアがウケルのは理解できますが、だからといってやって良いわけではありません。
作り手側はモラルが足りていなく、残念な人間性の持ち主だと言わざるを得ないと思います。


よく、犯罪者の家からエロゲーが見つかると、メディアは意気揚々とオタクバッシングをします。
全てが全て、そういったオタク趣味が原因で犯罪が起こるとは思ってはいませんし、
僕だってオタクの端くれでなのですから、自分がそれを証明していると思います。
ですが、だからといって、オタク趣味と犯罪の関係はまったく無いかと言うと、そうとは言い切れないと思うのです。
これは極個人的な想像で推論でしかありませんが、もともとオタクは大なり小なり精神に異常をきたしているふしがあるように思います。
部屋に篭ってアニメを観たり、変態的な内容のゲームをして悦に入ったりとあまり健康的とは言えないし、
夜行性な人も多い気もするし、妙に刺々しくて精神が不安定なのではないかと思う人も多いように思います。
だから、少数ではありますが(個人的には、幼児が関わる性的暴力などの犯罪では多いのではないかと思ってはいますが)、
犯罪をするタイプのオタクは存在しても、まったく違和感を感じません。


以前、このアニメの監督である水島努さんがドクロちゃんのラジオにゲスト出演されたときに、
その発言から、彼は危険な人物であるという印象を受けました。
もしこの文章を中学生が読んでいたら、普段楽しんでいるアニメやゲームが、自分にどんな影響を与えているか、少しでいいから考えてもらいたいです。
そして、たとえ甘い蜜でも有害だと感じたら、勇気をもって拒絶してほしい。


オタクの一人として、オタク業界が良い方向へ発展していくことを切に願います。