迷い猫オーバーラン!第05話「迷い猫、泣いた」感想

迷い猫オーバーラン!』の感想です。


ご存知の通り、このアニメの最大のウリは「毎回、監督が替わる」というところにありまして、
今回の担当は福田道生
代表作は『ヒャッコ』・・・私は観なかったのでどういった演出をなさる方なのか、よく存じ上げませんでした。


簡単に、特に印象に残った演出を3点挙げます。
1.顔のアップがとにかく多い
顔のアップによってキャラの気持ちを伝えやすくなりますし、キャラ萌えという点から観ても良い仕事をしていますよね。
存在感と迫力が増します。





















2.遠近感を見せる「ぼかし」
絵に奥行きが想像できて、現実感が増します。
キャラ同士の気持ちの遣り取りも強調できますしね。








3.キャラを魅せるときはとことん「めくり」で
引きで全身を映しても迫力に欠けますからね。
とにかく多かった(こんなもんじゃなかった。もっとたくさんありました)。










最後に軽く感想。
今回は感情も掴みやすく、キャラも可愛く、迫力もあって、そういう意味では面白い回だったと思います。
ただ・・・・・・脚本がひどい(今回に限ったことではありませんが)。
とりあえずまぁ、いい最終回だった。




今週の最もお気に入りのシーン。
最後のカットなので、特に気合いを入れられたのでしょう。