電車でうたた寝

都会で暮らしていて、つくづく世知辛い世の中だなあと感じますが、
そんな中にも人のやさしさを感じる瞬間はあります。
それは、電車でうたた寝をしているときに隣の人が肩を貸してくれること。
電車って必ず眠くなるもので、電車で眠ると妙に気持ちがよかったりします。
ふとした瞬間に目が覚めると、隣の人によっかかっていたりして、
おっといけないと思って居ずまいを直す。
そんなとき、隣の見ず知らずのサラリーマンもしくはOLさんが、
嫌がらずに肩を貸していてくれたんだなと気づくと、
心に小さな灯がともったような、じんわり暖かな気持ちになります。


しかし世の中にはやさしい人ばかりじゃなく、例えば今日の人のように
腕で押し返されて目が覚めると、もう気分は最悪ですね。
なんだかすごく悲しい気持ちになります。


だから僕が誰かによっかかられたら、できるだけ肩を貸してあげようと常に思っているわけで、
そんな決意を再確認した直後、3人に肩を貸してあげることになりました。
その3人が誰かによっかかられたら、快く肩を貸してあげたらうれしいです。