オール電化

オール電化ってありますよね。

オール電化とは、家庭で「火」を使用していたものを電気でまかなう暮らし。 簡単にいうと、つまり調理・給湯・暖房などで火を使わない暮らしのことです。 燃焼ガスがなくなるから、健康的で清潔、家事はラクラク、しかも安心で経済的・・・ などという多くのメリットが生まれ、いまや時代の主流となりつつあります。

要するに、ガスを使わずに電気を使うと経済的だ、ということなんでしょうけど、
それってつまり、電気の使用量は上がるってことですよね?
じゃあ夏の暑い時に電力不足になって
「電気を大切にネ!?」
とか言ってるデンコちゃんの立場がないですよね?
それで、じゃあ足りなくなった電力はどうやってまかなうのかって話になると、
やっぱり原子力発電なんでしょうか。


でも原子力発電って危険ですよね。
原子力発電施設ってアメリカが売ってるわけですけど、
アメリカ国内じゃもう作ってない、むしろ減っているそうですからね。
そのきっかけとなったのがスリーマイル島の事故だそうで、
今その地域では白血病になった人がたくさんいるそうです。
そういえば、記憶に新しい茨城県東海村放射能漏れ事故は
スリーマイル島と同じ規模の事故だって話でしたね。
そこの人たちが一斉に白血病になるのは、あと何十年後でしょうかね。


あと、原子力発電は二酸化炭素の排出量が極めて少ないって話ですけど、
本当にそうなんですか?
燃料の採掘、濃縮、廃棄処理(気の遠くなる年月をかけての)などに、
普通に石油を発電所で燃やした場合の何十倍、何百倍ものCO2を
結果的に排出する事になったりはしないんですか。


結局、原子力発電が一般化することによって、得をするのは誰なんでしょうかね。