パソコンの操作を教えること

友人にパソコンの操作を教えていて良く思うのが、初歩的でちょっと調べればわかることでもすぐ質問するということです。


最近はネットの回線が格段に早くなったし、ホームページの内容自体も充実してきました。
僕が初めてパソコンを組み立てた時は、まだADSLがそれほど広まっていなくて、実質ネットで調べ物をするということができませんでした。
だからせっせとパソコンショップに通って、一年くらい前の古い解説本なんかを必死で立ち読みして勉強したものです。
高いお金を出してパソコンをグレードアップしたのも、今思えばもっと効率の良い方法があったなって思うし、そういう今では無駄だなと思うことをたくさんやってきました。
問題が発生して、一晩かけて明け方にようやく解決したことも何度もありました。
HTML言語も一週間学校に行かずに勉強しました。
僕はそうやって自力でがんばって今の知識を手に入れてきたわけで、何でもかんでも教わろうとする精神が、どうも納得がいきません。


しかし、だからといって、自分で調べろというのも酷な話だと思うのです。
まだ僕が初心者だった頃、唯一パソコンがわかる友人はめんどくさがって教えてくれませんでした。
あのとき、やっぱりオタクはケチだなと思ったものです。


教えるノウハウも何かの役に立つだろうし、情けは人のためならずとも言います。
だから僕は教える側として、教えられる人が自立していけるようにアドバイスしていけたらいいなと思います。