最近のアニメは大人向け(?)のはずなのに、どうも冷め気味です

高校時代から何年も続いてきたアニメ熱が、最近どうも、冷め気味です。
原因はおそらく、僕が成長して、昔と嗜好が変わってしまったからでしょう。
大人味(とでも言うべき?)を好むようになって、最近アニメを見ると、バカバカしく感じてしまうのです。


深夜帯に放送されているアニメのセールスポイントは、だいたい、
・キャラ萌え
・エロ
・ストーリー
の3つくらいでしょうか。


キャラ萌えったって、2次元の女の子って髪型も服装もそんなにお洒落じゃないし、萌えポイントっていうか、女性美にリアリティが無いんですよね。
西洋のヴィーナス画とか美人画のほうが、よっぽどそそります。


エロって言っても、せっかく技術力はあるのに、最近の大量生産の中で生み出される低クォリティの画では、
現実の女の子の持つ、しっとりと湿気た質感には勝てませんし。
ただチラリズムやって、あは〜んとか言ってりゃいいってもんじゃない。


ストーリーに関しては、これはしょうがないのかもしれないけれど、大人が見て楽しめるものはほとんど皆無でしょう。
構成作家うんぬんの前に、まずは設定の問題なんじゃないでしょうか。
あとは全体的に、もっとお洒落な感じを出していくべきだと思います。
ダサい感じだと、どうにも拒否したくなりますし。
例えるなら、AMラジオを聴くと、体にキノコが生えるんじゃないかという恐怖感に駆られる感じです。


アニメは今のままでいいなんて思っていたら、あっという間に廃れるんじゃないですか?
最近のオタク人口の急増は、どうも一過性のブームのように思えてなりません。
ドモホルンリンクルを作るみたいに、じわじわ増えてきた昔の感じの延長に今があるとは、どうも思えません。
バブルですよバブル。きっと。