祐巳の妹は、どっちだ〜♪

 自分はオタクじゃないけれど、これだけは言わせてくれ。最近、やたらと創作物が読みたくて、数日で、すでに6千円以上使ってしまったけれど、やはり『マリア様がみてる 特別でないだたの一日』が一番面白かった。とりかえばやの項も面白いけれど、気になるのは祐巳の妹は可南子か瞳子かという話。
 この議論は様々なところで行われていて、その意見の中にはなるほどなぁと思うものもあるけれど、私としては、やっぱり祐巳の妹は瞳子であってほしいと思う。なぜなら、可南子は祐巳がいなくても問題を解決したし、問題を解決したからこそ、可南子の男嫌いという性格は和らぐはず。そうなったらもうほとんど普通の女の子と変わらない。比べて、瞳子はすでに祐巳でしか操縦できないものになっているし、なにより祐巳自身が輝いて見えるから。祐巳がより姉らしさを発揮できるのはやはり瞳子の前であると思う。
 なんだかんだ言って、瞳子-祐巳の話は心があったかくなる、という個人的な感覚によるものです。文庫を読むかぎり、その話題はまだぎりぎり引っ張るようなので・・・つーか無理やり引っ張ったので、今野先生には次できっちり決めてもらおう、と静かにニヤリと待つことにします。