ミスチルばんじゃいっぱゃんに゛ゃんじゃんじゃいぃぃっ!!

拝啓、友人方、お元気ですか?僕は元気です。
『Any』ってつくづく俺のこと歌ってるよなー。
僕はMr.Childrenのファンで、もうCDを聴きまくりなわけですが
実は、シングルCDはあんまりってかまったく聴かず、
ずーっとアルバムばっかり聴います。
というのも、ミスチルの真の良さはアルバム曲の方にあると思うんです。


シングル曲は商売上の関係からか、恋愛についての歌が多くて
愛だの恋だのにウンザリしてる僕には「もういいよ、お腹いっぱい」って感じなんだけど
アルバム曲は違う。
なんて言うか、変な歌が多い。
もとい、特殊なシチュエーションの歌が多い。
自分の好きな人が違う人に思いを寄せてて、でもとりあえず自分と付き合ってる歌とか
おそらく29歳くらいのサラリーマンの苦しみとか
酒に酔ってくだを巻いてる歌とか
愛想を尽かされてもいいけど、必要な存在になりたい既婚男性の歌とか
一回聴いただけでは「はぁ?意味がわかんない」って感じの歌詞がたくさんあって
なんとなく聴いて日常を過ごしてるうちに、
突然、「あ〜もしかして、ああいう歌だったのか」って感じになるような
歌詞の意味が深い(?)ところが、
大衆的なものが大嫌いな僕には、とーっても魅力的なのです。


で、たくさん聴いていて気が付いたんだけど
ミスチルはそのバンドカラーを四期に分類できると思う。
第1期は『Everything』『KIND OF LOVE』『VERSUS』『Atomic Heart』の四つ。
どれも若いエネルギーに溢れ、前向きな歌が多い。
第2期は『深海』『BOLERO』
お洒落で完成度が高い。ここまでが前半の最盛期。
でも良く聴くと、この頃から徐々に鬱が始まってることに気づく。
第3期は『DISCOVERY』『Q』
完全に鬱。暗い歌と意味わかんない歌のオンパレード。初めての人にはお勧めできない。
第4期は『IT'S A WONDERFUL WORLD』『シフクノオト』
鬱状態を完全に抜け、もともとの才能に経験が加えられた、さすがのアルバム。
ファンからすると、長い曇り空からようやく抜けて、青空が広がったような感じかな。
どのアルバムにもそれぞれ良さがあるから、
よかったら一度聴いてみてください。


いやぁ、お気に入りのアーティストがいるって良いことだね。