雑記36

スキマスイッチの『奏(かなで)』。
あれって恋人の歌なんですか。
僕はてっきり伯父と姪の話かなとか思ってました。
というわけで、僕が電車の中で歌を聴きながら考えた妄想設定を読んでから、も一回歌を聴いてみて下さいよ。


主人公は、ケンスケ(26)。
東京の私立大学を出て、大きくもないが小さくもない会社に入社。
入社してすぐに、地方都市にある支社勤務となる(イメージとしては清水市あたり)。
最初は寮に入っていたが、会社の都合でアパート(2Kくらい)に一人暮らしを始めてからもうだいぶ経つ。
家族はなし。
祖父祖母はもちろん、父母もすでに他界。
親戚については叔母のみ(かけおちしてしまったため音信不通)。
あとはよく知らない。
今まで特にこれといった不満もなく生きてきたが、
ここ数年、毎日が単調に感じられて、何のために働くのか、働く意欲が湧かなくなっている。
そんなある三月の休日、昼下がり、コンビニ弁当で飯を済ませ、万年布団に寝っころがって
レンタルしてきた映画をだらだらと見ていたとき、突然の来客が訪れる。
ドアを開けるとそこに居たのは少女、カホ(6)。
手紙を持っており、どうやら叔母の子らしく、唯一頼れるのが主人公だけで、しばらくのあいだ、娘をお願いしますとのこと。
カホは事情を良く分かっていない。
そんなこんなで約一年間、主人公は様々な体験を通し、カホと心を通わせながら生活する。
カホは保護者として主人公を慕い、主人公はカホの保護者として働くことに意味を持つ。
そうしてもうじき一年が経とうとしていたころ、叔母から手紙が届く。
その手紙には、今は三重県でひっそり暮らしていること、金で問題を抱えていたが、今はもう解決したとのことが書かれていた。
カホの母親が見つかり、主人公としては嬉しくもあり、寂しくもあったが、
その手紙がきっかけで、カホから与えられた様々なことに気づく(結果として主人公は成長)。
やがて別れの日は訪れて、母の待つ、駅(静岡駅の新幹線ホーム)までカホを届けるのだった。


で、歌に続くわけですよ。
あれですね、頭の中にあるイメージを文章化するってのは案外大変なものなんですね。
お願いですから、重箱の隅はつつかないで下さいね。